有限会社 廣杉精機

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イリサートとヘリサートの違い

コイルタイプ(ヘリサート)との違い

  イリサート ヘリサート  
外観 イリサート 写真 ヘリサート 写真 バネ構造と一体物構造の違いがはっきり分ります。
材料 棒鋼 ワイヤー イリサートは棒鋼からの切削加工です。
構造 一体物 コイル(バネ形状) 切削加工とワイヤーの曲げ加工の違いが一番大きな違いです。
向き
(方向性)
挿入するときの進入方向です。両者共に方向性があります。
(逆向きでは挿入出来ません)
タング 無し ヘリサートは挿入後、挿入治具の引っ掛け部(タング)の折り取りが必要。
イリサートはタング無しですから折り取り作業はありません。
ピッチ飛び 無し 起こし易い バネが伸びてしまうとネジのピッチが崩れるのでピッチ飛びが生じます。ピッチ飛びが生じるとネジ・ボルトの挿入が出来なくなります。
形状変化 無し バネの伸びが発生し易い ネジ・ボルトの脱着を繰り返すと、口元部のバネが伸びて飛び出す事例が多く報告されています。
挿入治具 専用 専用 イリサートの挿入治具も切削技術を使って自社で内製しています。
挿入 熟練度不要 熟練が必要 イリサートは一体物の安定感があり片手で楽々挿入出来ます。
挿入タイム 4~5秒 約20秒 秒速で挿入出来ます。
タップ 市販品 専用タップ イリサートは市販品のタップを使用してますので何処でも入手出来ます。
接着剤 使用可 使用不可 コイルタイプでは接着剤が内側に滲んでしまう為接着剤は使用できません。イリサートは一体物ですから内側に滲む心配はありません。